takashiskiのブログ

覚書の殴り書き

「ますむらひろしの北斎展」へいった

所用でTOKYOへいくことになったが、夜で日中の予定が空いていた。以前から気になっていた「ますむらひろし北斎展」へ行くため初めて八王子の地へ降りた。ついでによる候補として科学未来館で開催中のGAMEONもあったが、寝坊したのであきらめた。二か所とも真逆の方向だし。

感想は「おもしろかった」と「つかれた」。既にみたことがあったり、書籍に書かれている内容であっても、展示という別の形で提示されるだけで新鮮に感じ、おもしろかった。展示は確か、原稿と、寄稿したポスターと、北斎。原稿が星街釣りと、銀河コーヒー展さがしで興奮した。墨汁ということにも驚いた。私がアタゴオルと初めて出会ったのが、小学校の図書館にあった「アタゴオル玉手箱」で星街編をさんざん読み倒したので思い出深い。

「つかれた」というのは、本日はサイン会があったのだ。サイン会の時間に合わせていったのだが、事前に整理券配布があることを移動中に知ってしまい、期待せずに向かった。入場券を買うときに聞いてみたら残り数枚というところで整理券をいただけてしまった。もちろん一番最後のグループである。「大体どれくらいの時間になりますか?」「17時過ぎくらいになってしまうかもしれません」。一応、サイン会の時間は15-16時であるが、ますむらひろし先生が17時くらいまでやるといってくれている。私が列に並んでサインをもらえたのは、18:30ごろであった。待つのはよいのだけれど、人があふれてるのは勘弁してほしかった。とにかく疲れる。疲れてしまって、展示も後半は見飛ばしてしまった。常に左右に人がいるのだもの。休憩しながらもっとのんびりみたかった。片道二時間程度という微妙な距離なのが悩ましい。

ますむらひろし北斎の図録は売り切れてしまっていた。二回目のサイン会なので、一回目と同じくらいの数は確保されていたそうだけれど、それ以上に人が来てしまったのが原因とのこと。増刷したものを着払いで送ってくれるとのことだったのでお願いをした。ちょっと残念なのは図録の初刷日が誕生日だったことである。

代わりに、「ヨネザアド幻想」を買った。面白い話が集まってるので他人に勧めるにはよさそうである。あと「JARIA」。鉱物と土に関する、時王のスピンオフだった。

「JARIA」「ヨネザアド幻想」で久しぶりにアタゴオルの世界に浸りながら眠りにつこうかと思う。