takashiskiのブログ

覚書の殴り書き

bookwalker用に電子ペーパーandroid端末を買った

過去に記事も書いている程度にはbookwalkerを好んで利用している。現在まで読書用端末としてFireHD6を利用していた。OSがandroidベースの独自OSなので機能制限があり(予約書籍の自動配信機能などが使えないなど)いまいち不便であったので、読書用android端末が欲しかった。どうせなら、ということで電子ペーパー(e-paper, e-ink)の端末を選択した。koboやkindleではそれぞれのサービスを利用することはできるが、ほかのサービスを利用することはできない/不便ということであったので除外をした。

 

 

takashiski.hatenablog.com

 

 

 

今回購入したのは以下のboox onyx c67ml carta2である。6インチで解像度は300dpiとkindle voyage/oasisと同等のディスプレイを持つ。現在市販されている電子ペーパーディスプレイの中では最高の密度のようである。androidバージョンは4.2.2である。前機種のc67mlも並行して販売されていることがあるので、carta2と書かれていることを確認して購入することをお勧めする。多少安いので買ってしまいそうになるが、あらゆるハードウェアスペックが劣るので選択肢から除外することをおすすめする。

 

 

結論から述べると、これは読書端末であって、電子ペーパーディスプレイのandroid端末ではない。「目が疲れないandroid端末」を期待して買うと、非常にがっかりすることになる。

androidに詳しくないので推測でしかないが、特殊なハードウェアと独自ランチャーで読書端末として特化させているようである。

電子ペーパーandroidとして購入を検討される人は以下のことを期待して選択されるだろう。

  • 疲れにくいandroid端末
  • 電池持ちがいいandroid端末
  • 日光下でも視認性がよいandroid端末

目が疲れにくいことは確かであるが、スクロールなど短時間で再描画を繰り返す動作に電子ペーパーは弱い。電子ペーパー端末としてはかなり頑張っているほうであると思うが、それでもカクツキは残るので液晶のようなスムーズさを期待していると不満が残るだろう。

電池持ちは、kindleなどのように特化しているわけではないことと、再描画を繰り返す&演算をさせると当然ながら電力消費が多くなるので期待しているほど持たないだろう。

日光下での視認性は非常に良い。リーダーとしての扱いであれば問題ないであろう。

 

別途時間でき次第書くが、ハードウェアがかなり特殊であるため、通常のandroid端末として扱うことはかなり難しい。

とりあえず私の要望は十分に満たしてくれる端末だったので今後これで読書量が増えると予想される。