イベントで毎度思うのだけど、まだ誰もやってるのを見たことがないので書く。
背景
SNSでイベントの感想を探すのは難しい。イベント名はユニークでないと検索がしづらいが、ユニークでも誤字により引っかからなくなってしまう。
twitterでの解決策としてイベントの専用ハッシュタグを設定するということがある。イベントが設定していなくても、一部のユーザーが独自に設定して呟いてくれることもある。
現在までに見たことがある告知方法を列挙する。
これはどれも「投稿者がハッシュタグを入力しなければならない」という問題がある。
イベントのたびに毎回なんでやらないんだろう、と思っていた解決案を手元で試してみたので書く。
提案法
web intentsを呼び出すQRコードを作成・掲示/配布する、というものである。
web intents
web intentsとは、ダイレクトリンクからツイートなどの動作を行える仕組みである。例えば https://twitter.com/intent/tweet?text=これをツイートします
というリンクを呼び出すと、「これをツイートします」という文字列がすでに入力された投稿準備画面が開かれる。ユーザーは投稿ボタンを押すだけでツイートができるのだ。以下のリンクを踏むことで確認ができる。
ハッシュタグは hashtags
で設定できる。カンマ区切りで複数設定することが可能である。
QRコードの作成
今回は以下のURLを利用する
https://twitter.com/intent/tweet?text=〇〇さんのブース最高だったのでみんな言ったほうがいいよ。%0aスペースは東あ01aね。&hashtags=ステマ用ツイート&url=https://google.co.jp
今回は以下のサービスでQRコードを作成した。
QR Code Generator - Erstellen Sie hier kostenlos QR Codes
作成したQRコードは以下である。 これをQRコードリーダーアプリか、twitterのフォロー用QRコードリーダーを利用して読み込むことで、概ね想像した通りのツイートができる状態にできる。
twitterアプリからの利用は以下。
狙い
ハッシュタグはある程度投稿があると、ツイート投稿時に#を打ち込むだけでサジェストされるようになる。 すぐにハッシュタグを付けてツイートできる方法を用意することで利用をしやすくするということが狙いである。
また、ハッシュタグだけ乗せたweb intentsだけでは、序盤のツイート数が増えないことが予想される。 解決方法として、例えばネタ感が強いステマ的定型web intentsのQRコードと「写真とって一緒にツイートしよう!」という文面を併記するというものを提案する。 実質定型文をそのままツイートするだけにも拘わらずイベントに参加しているという印象を強く得ることができるのではないだろうか。
運用案
A4用紙にステマ用とハッシュタグ用のQRコードと説明を併記し、クリアファイルに挟んで吊るす、という運用はどうだろうか。
クリアファイルだと反射して認識しづらい可能性があるので、平置きも用意しておくのがよいのかもしれない。
また、A-oneの名刺用紙などに印刷し、配布するということも考えられる。
課題
QRコードリーダーにもよるが、twitterアプリでなくブラウザで開かれてしまうことがある。モバイルでログインしていないユーザーの場合はログインというステップが必要になってしまうため煩雑である。
twitterのフォロー用QRコードリーダーを使えば上記は回避できることが分かっているが、知名度が低く、すぐに選択できるユーザーは少ない。