簡単に
- 缶入り水性塗料は時間経過で内部にダマ・ゴミが発生する
- 事前にストレーナーで濾すことで、ダマ・ゴミを除去でき、滑らかな塗装面にできる
発生した問題
受注後調合の塗料を買って、使わないまま2~3年程度保管していました。 今回机の天板に塗ろうと思い使ったところ、塗装面にゴミが多く付着してしまった。
原因は長期保管によって派生した異物でした。
- 塗料が固まったダマ缶
- 内部に発生したサビ
暫定対策
表面に付着してしまったゴミに関しては金属定規があったので金属定規で表面をなぞって、明らかに出っ張っているものをすべて剥がしました。 剥がした後は2種類に分かれました。
- 塗膜が剥がれ、地が見える
- サビのような色の汚れが出る
該当箇所をフデですべて上塗りをしました。
この際に、残った塗料はすべてストレーナーで濾して異物がない状態にしました。
今回は、UVレジンを使う3Dプリンター向けに所持していたものを使いました。 ただ、パッケージをよく見たら塗料用とあるので本来の使い方でした。
濾したことによって、かなり滑らかになりました。あんなにゴミがあったのはいったいなんだったのか...
上塗りすることで色はほとんど同じにできましたが、何かしらの跡が残ってしまいました。 今回は初めての試みだったのであきらめてこのまま加工を進める予定です。 可能であればある程度研磨した上で追加で塗料を購入し、塗り直したいですね...
もしまた広く塗装する場合
今後塗装するときは、必ず濾してから使います。 サビはでていないとしても、ダマはどうしても発生することが考えられます。
なので、以下の工程で次回からはこの異物問題を解決できるでしょう。
- 容器ごとよく振って塗料を混ぜる
- ストレーナー経由でバットに塗料を移す