セール自体は総数500タイトル前後で、リスト見ていく中でお勧めしたい作品がいくらかあったので適当に紹介します。
全巻割引ではなく最初の数巻だけ割引のやつもありますが、特に区別なく紹介します。
系統的には、非きらら系が多い気がします。
- 棺担ぎのクロ
- GA芸術科アートデザインクラス
- 小森さんは断れない!
- ステラのまほう
- まどろみバーメイド
- 月曜日の空飛ぶオレンジ。
- ななかさんの印税生活入門
- ぼっち・ざ・ろっく!
- うのはな3姉妹
- まんがの装丁屋さん
- きしとおひめさま
- 図書館の主
- 茶柱倶楽部
- 孔明のヨメ。
- 天国のススメ!
- 靴理人
- きっと愛され女子になる!
- いぬにほん印刷製版部
- オトメシュラン
- たよスポ!
棺担ぎのクロ
有名すぎるので省略
シリーズ後の追憶旅話もセール対象です。
GA芸術科アートデザインクラス
有名すぎるので省略
小森さんは断れない!
アニメ化したのでこれも有名枠? 断れない小森さんを中心としたラブコメ。
ステラのまほう
これも有名枠な気がします。 高校部活漫画(ゲーム制作)
まどろみバーメイド
これも割と有名。 一応ドラマ化もしてるらしい。 たびたびkindle unlimitedにはいってて、面白かったので続刊まで全部買って読んでる。最近最新刊がでた。 屋台でバーをやるぼーっとした主人公と、その友人の二人のバーテンダーを中心として色々やっていくお話。
月曜日の空飛ぶオレンジ。
ゆるキャン△で超有名になったあfろがまんがタイムきららミラクで連載してたわけわかんない漫画。 魔法少女ほむら☆たむらなんてのもあったのであんな普通の話もかけるんだ...って思った。 高校生活ものだけどわけわからなくて好き。ツカぽんかわいい。
ななかさんの印税生活入門
謎の鉄道漫画のてるみなとか信じて魔法少女やってたのに最終回の撮影で初めてテレビ番組だと説明されて黒歴史扱いにして忘れようとしたばかりなのに2期決定したからまたやってくれといわれるところからはじまる魔法少女漫画のゆせそまとか書いてたkashmir先生の漫画。
両親ともに物書きの少女が、なんとかして親より稼いで二人の前でフライドチキンをばりばり食べるべく、うける小説を書くために色々やるまんが。漫画絵描いたことがない百合好き美術部員とか個性的な面々がでてくる。
基本的に小説家になろう的な小説投稿サイトにラノベ系の作品あげて注目受けて出版!みたいなことを目指して動くので、ラノベのテンプレ話やメタい話が女子高生の間で繰り広げられる。
ぼっち・ざ・ろっく!
局所的に有名枠。とにかくツイッター受けする絵が多すぎる。
自己肯定感が低すぎる主人公が七転八倒しながら社交性を辛うじて獲得していく感じの話。
めっちゃストイックに練習してるけど挙動不審で自分から声かけれなくてバンド組めなくて文化祭出れなかった中学校生活があったので高校では頑張ろう的なことを考えたものの空回りしてこのままダメなままかと思いきや、たまたま声かけてきた人がいたのでそれをきっかけにバンドが組めてライブハウスでライブできて...みたいな感じで話が進んでいく。基本的に出てくる人間はどこかしらやばい。
自己肯定感の低さからやばい発言がぽんぽんでてきて大体それがツイッターではとてもうける。
うのはな3姉妹
朝ドラ枠。豆腐屋の三姉妹の日常話。 とても水谷フーカ先生らしい感じで好き。
良いと思った人はほかの水谷フーカ先生の本も読んでみて欲しい。
まんがの装丁屋さん
タイトルのまま、漫画の装丁を生業とする会社の話。主人公の入社経緯が第一話なのだけど大体これがすべて。 装丁の話とコミカルな人間関係が書かれていく感じ。
この本のおかげで装丁を気にするようになりました。 どこが装丁を担当したかは漫画であれば必ず書いてあるので探して見てください。奥付だったりカバーだったり。
きしとおひめさま
これもたしかまんがタイムきららミラクで連載してた。 ちょこちょこギャグがはいるファンタジー。シリアスシーンでもちょこちょこコミカルな描写が入る。 ぽやぽやした主人公とかわいい感じの絵柄だけど裏にしっかりしたファンタジー設定がある雰囲気で好きだった。
コアラって水飲まなくても生きられるらしい。
- 作者:パイン
- 発売日: 2012/11/27
- メディア: コミック
図書館の主
イチオシ。大好き。
私設の児童書専門の図書館とそこで働く主人公(キノコ)と、酔っぱらって図書館に入り込んだいろいろあって日々の生活が破壊されている男を中心に話が展開される。
基本的には登場人物が児童書を通して自分や自分の周りの関係を見つめなおす、みたいな話が繰り返される。 それと合わせて、主人公の優秀さと、何故主人公が児童書専門の図書館にいるのか、そもそもなんで私設の図書館、しかも児童書専門があるのか、が明かされていく。
茶柱倶楽部
おすすめ。
茶園の娘が主人公。移動茶屋で色々な人とお茶を飲む話。だいたいは茶で悩みを解決するという流れが多い。
移動茶屋の目的としては人探しと茶を普段飲まない人への普及で、日本中回りながら日本中の茶を紹介していく話になる。 色々な茶の入れ方や、日本中の色々な茶が紹介されているのでそれだけでもおもしろい。
それにしても、たしかにおいしい茶をお金出して飲んだり飲み比べたりできるお店って本当にないですね。
孔明のヨメ。
話自体は、あとで孔明の嫁になる黄月英(童顔)が家柄目当てで求婚してくる人間ばかりだから追い返し続けているところから始まる。 婚期を逃すことを恐れた父が、たまたま釣り場であった青年(孔明)を気にいって結婚を決めてしまい、絶対に裏があると疑った月英がこっそり孔明の様子を見に行ってすれ違い続けて色々勘違いして追い返すことを決め、鬼の面をかぶって顔合わせの場に挑んだ。顔合わせた時点で月英は孔明だと思っていた顔が出てこなくて自分の勘違いに気づき、一方孔明は動じず冷静に状況をみて、月英は結婚を望んでいない可能性があることを察する。お互い積極的な結婚ではないけれど、相手が思ってたよりも悪くないどころかよさそう、というところからラブコメがはじまるかんじ。
基本的に史実に忠実にかかれているよう。
最新刊らへんだと曹操と間接的にやりあってる。
天国のススメ!
晴れのちシンデレラの宮成樂の作品。 おばけが見えて、色々好かれる主人公の日常を描く話。死んだ祖母がレギュラーメンバー。
晴れのちシンデレラ読んでたらわかると思いますが、基本的に登場人物は誰も彼も前向きで、誰も不幸にならないような話ばかりです。 何かしらの事件が起きてそれを解決しておしまい、という感じなのでそういう話が苦手でなければ読んでて不快になることはないのではないかと思います。
靴理人
しゅーりにんと読みます。靴の修理屋の話です。 正確ではなくて、小説家志望の主人公が、小説のネタを探すべく副業で靴の修理をしているというものです。劇的なネタが持ち込まれる期待をして10円(一日一人限り)。
靴から情報を読み取る力と、読み取った情報からよりよい状態に修理する技術がすさまじいので、どう考えても靴で食べていったほうがいいと思うのですが主人公の夢は直木賞作家なのでしょうがないですね、という感じ。
基本的には持ち込まれた靴と、持ち込んだ人の背景が描かれて、修理の際にどこに問題があったのか、どう改善したのか、履いたみた感想が描かれて、問題が解決したり、問題が改善に進むような描写がされて終わる流れが続きます。
どこまで根拠があるかはわからないですが、靴のメンテナンスや靴と姿勢の話などが書かれていてそちらも面白いです。 個人的には、シャンクの話とシューキーパーの話、あと最終話が好きです。
きっと愛され女子になる!
瀬戸口みづきの作品。瀬戸口みづき先生のノリは割と好みなのか気づいたら本棚にいくらかありました。
この作品は料理は上手だけど愛想が壊滅的な惣菜屋の女性と、愛想抜群だけど料理が壊滅的なキャバクラ勤務の女性が打算で手を組んでお互いから何かを学ぼうとする作品です。
料理上手のほうは自己評価が壊滅的、愛想抜群のほうは自己評価高くて惚れっぽい恋のヘビー級王者です。 愛を求めるコメディだからラブコメでいいんですかねー。
いぬにほん印刷製版部
本に関わる作品がなかなかの割合で含まれていましたが製本の漫画もあります。 DTP志望ではいったのに人手不足を理由に製版部にぶち込まれた紙のにおいでトリップする女性が主人公です。
基本的にはブラックさ前面にでたコメディなので、製版に関わったことがある人間は辛い気持ちになるのかもしれません。 同人誌のいわゆる極道入稿は本当に最悪な行為なのだな、ということがわかりました。
瀬野反人先生はほかにも「脳に食べないほうのみそはいってるの?」というタイトルにしか見えないポイズンガール
なんかも書いてます。あとはおばあちゃんとゲーム
とか。
また、最初同じ人がかいてると認識できなかった、現在連載中のヘテロゲニアリンギスティコ~異種族言語学入門~
は言語というよりは文化自体を体当たりで学ぶ異世界よりのファンタジーで超おすすめなので読んでみてください。ススキはかわいい。ススキはやくにたつ。
オトメシュラン
女装してるわけでもないのにただのイケメンにしかみえない料理長がたぶん主人公。 基本的に料理長が女性扱いされなくて何か起きるみたいなことの繰り返しです。 コメディとしてぼちぼち楽しめるんじゃないかと思います。
作者の王嶋環はごほうびおひとり鮨
で知りました。
10年以上付き合っていた男性から一方的に振られてしまった31歳の女性が同僚に「結婚資金として貯めていたお金を自由に贅沢に使えるんです!」とそそのかれ、別の同僚に贅沢を聞いたところ「鮨」と即答され言ってみたかった鮨屋に行ったところドはまりして鮨に散財し続ける漫画です。食べるごとに実況してしまう主人公なので何もかも食べて見たくなります。
登場するのは東京都内の鮨屋で、取材に基づいて書かれているので、鮨が気になってた人にはよいのではないでしょうか。
余談ですが、私もいくつか行動範囲内の店がおいしそうで行ってみたかったですが、前職の給与が非常に安くて貯金どころか本質的には赤字だったので飛び込む勇気がありませんでした。
たよスポ!
オトメシュランと同じ王嶋環。
豹柄モチーフの野球球団の猛烈なファンが、番記者を目指して新聞社に入社するスポーツ漫画です。
もっているバカが成功を勝ち取ってくる感じはチャンネルはそのまま
に近いでしょうか。
こっちはスポーツ新聞が舞台なので、記事がなかなか採用されなかったり、書きたい記事を書けなかったりといろいろ辛いところが最初にでてきます。
が、持ち前の前向きさでいい感じに回っていくので単なるコメディ的にも読めてしまいます。
好みで言うとオトメシュランよりこっちのほうが好き。