- 精度の高いコーナーレベリングをするためのメモです
- BLTouchなどのレベリングセンサーを使います
- レベリングセンサーでしなければならない補正の幅を小さくするためのコーナーレベリングです
- レベリングセンサーなしではベッドが完全にフラットば場合にしか対応できません
- 中央付近が凸または凹になっている場合はコーナーレベリングだけでは絶対に吸収できません
- 目標は最大-最小==0.1mm 以下です
紙を使ったコーナーレベリングをする
適当な紙を使って、ノズルとベッドがぶつからないけど遠すぎない適当な位置に調整します。 詰めはセンサーでやるので、大体でいいです。
センサーを使ってオートレベリングをする
オートレベリングをして、補正メッシュの値を取得してください。
レベリング結果を基に修正内容を考える
レベリング結果を基に、どれくらいそれぞれのネジをまわすかを計算します。 レベリング結果とねじのピッチからだいたいどれくらい回すと+-0に近づけるかが計算できます。
ねじのピッチ
M2.6ねじの場合は0.45mmピッチです。 これは一周回すと0.45mm締まる/緩むということです。
回転量(周) | 変わる高さ(mm) |
---|---|
1 | 0.45 |
1/2 | 0.225 |
1/4 | 0.1125 |
1/8 | 0.05625 |
1/16 | 0.028125 |
1/32 | 0.0140625 |
〆
だいたいの調整時は1/4周単位、微調整時はその半分の1/8周単位で実施すれば大体いい感じになりそうです。 さらに詰めたければそれ以下で微調整すればよさそうです。