とりあえずゲインと周波数調整のとこだけ
ボイスチャットや配信で絶対に小さいといわれない -14LUFS~-20LUFSがでて、ある程度聞き取りやすいことを目指した設計です。
事前設定
十分に大きいマイク音量を設定すると、そのままモニターで聴くには大きすぎる音量になります。 なので先にモニターに入ってくる音量を下げましょう。
- MIXERタブを開きます。
- 「HEADPHONES」の右矢印を開いて「MIC MONITOR」を表示します。
- 「MIC MONITOR」の音量を一番下の50まで下げます。
- 「HEADPHONES」は100にします。
- 「MIC」は100にします。
この後の設定をする中で「モニターはもっと大きいほうがいいな」と思ったら「MIC MONITOR」を徐々にあげていきましょう。
私の場合はマイクがミュートになっていないことがわかる程度のモニター音量にしています。
マイクの基本設定(MIC SETUP)
ここからMICタブです。
ここでのターゲットは-14LUFSかそのちょっと下を想定しています。 もしもっと小さい-20LUFS程度を目指す場合は、5db程度小さい数値を設定するとよいと思います。
コンデンサマイクの場合、感度は-40dB~-30dB程度です。 十分な音量を出すためには40dB程度のゲインを稼ぐ必要があります。
ダイナミックマイクの場合、感度は-60dB~-50dB程度です。 十分な音量を出すためには60dB程度のゲインを稼ぐ必要があります。
GoXLR単体でもダイナミックマイクで十分な音量を出せるくらいのゲインは入れられることは確認しました。 もしCloudlifter CL-1や SE ElectronicsのDynamiteなどの48V電源で駆動できる比較的安価なマイクプリアンプ/ブースターをいれる場合は、ブースト量の25~30dB分だけGoXLRでのゲインを下げましょう。 音質がどう変わるのかはよくわからないです(知っている方、計測方法教えてください)。
項目 | コンデンサマイク | ダイナミックマイク | ダイナミックマイク + ブースター |
---|---|---|---|
MIC TYPE | コンデンサ | ダイナミック | コンデンサ |
GAIN | 40dB程度 | 60dB程度 | 30dB程度 |
ゲート(GATE)
設定した音量よりも小さい音量だけが鳴っているとき、何も鳴っていないことにする設定です。 ファンノイズなどの「サー」と小さくずーっとなっている音をしゃべっていないときに聴かせないことが出来ます。
「後段で削除するし、自分には聞こえ続けていても問題ない」という場合は未設定が良いです。
実際は気になるので非常に小さいギリギリ消える値を設定するとよいでしょう。
私の場合は簡易設定の AMOUNTに2~10程度
の値を設定しています。
イコライザ(EQUALIZER)
色々見た感じ、低域を下げたり落として、中域をちょっと上げるのが良いみたいです。
- -6以下に下げる:125Hzより小さい三つ
- -3に下げる:250Hz
- 2にあげる:1kHz, 2kHz
- 0のまま:それ以外すべて
参考資料
https://www.soundhouse.co.jp/contents/column/index?post=1515
コンプレッサー(Compressor)
調整中。叫ばないならいらない。 一般的なコンプレッサーと同様の設定項目のよう。
ディエッサー(De-esser)
調整中。録音して聞いてみて、サ行の音が刺さる人はいくらかいれたほうがいい。